就活がうまくいかない人の特徴3選
2023/08/09
目次
就活がうまくいかないのには理由がある
いよいよ本格化しつつある2025卒の就活。みなさんの就活の選考は順調に進んでいますでしょうか?思うように選考を突破することができず、苦しい思いをしている人もいるかもしれません。
就活をしていて苦しいのは、うまくいかない理由が分からないこと。このような状態でやみくもに選考を受けたとしても、突破することは困難です。空回りして自信をなくし、ますますうまくいかなくなることもあるでしょう。
一方、うまくいかない理由が分かれば対策をとることができます。この記事では、就活がうまくいかない人に見られる特徴と、それを克服するための方法を説明します。就活とは本来楽しく前向きにすべきもの。ぜひ最後まで読んで、就活に対して前向きになってもらえたら幸いです。
【理由①】自分がやりたいことが明確になっていない
就活がうまくいかない学生の多くは、本当にたくさんのエントリーをし、そして次々に選考に落ちていきます。確かに、「無い内定」になるのは怖いですし、それを防ぐためにたくさんのエントリーをしたくなってしまう気持ちも分かります。しかし正直に言うと、やみくもに大量のエントリーをすることは、就活がうまくいかない大きな要因となります。なぜなら、企業の選考を受ける際になぜその企業を受けたのか的確に伝えることが出来ないから。つまり、志望動機に説得力がまるで出ないのです。
これを克服するためには、自分がどんな仕事をしたいのか、方向性を見つけなければなりません。自分がどんな仕事をしたいのかは、過去の経験から見出すことができます。
例えばこのモチベーショングラフ。モチベーショングラフとは、横軸を時間、縦軸をモチベーションの起伏をとったグラフのことを示します。これを作る最大のメリットは、どんなことに喜びや苦痛を感じるのかを可視化できること。モチベーションが高いとき・低いときには必ず理由があります。その理由を具体的にすることで、自分が働く環境の条件や、やりたいことが浮き彫りになってくるのです。まだやったことのない人は、ぜひ実践してみてください。
【理由②】業種・職種の絞りすぎ
やりたいことが不明瞭でやみくもにエントリーをすることは得策ではないと述べました。ただし、逆に絞りこみすぎてしまうのも考えものです。例えば、以下のような就活生がいたとしましょう。
自分はなんとしても、レコード会社に入りたい。高校時代、部活動での人間関係がうまくいかず腐っていた自分を救ってくれたのは音楽だった。音楽には人を勇気づけたり癒やしたりする力がある。人に力を与えることができる音楽を、沢山の人に広められる人間になるために、なんとしてもレコード会社から内定を獲得しなければならない。
上記の就活生のように強い思いを持って就活をすることは、本当に素敵なことです。ただし、彼(女)が自分の夢を叶えることができるのは本当にレコード会社だけなのでしょうか?音楽系のイベントを主催する会社でもやりたいことができるかもしれませんし、音楽をメインテーマに扱う雑誌の編集でも夢を叶えられるかもしれません。
うかつに業界を厳しく絞ってしまうと、自分の可能性をも絞ってしまう恐れがあります。このような傾向がある人は一度立ち止まり、他にもやりたいことができる業界・職種がないか考えてみてください。
【理由③】強みのアピールが的外れ
「あなたの長所を教えてください」「学生時代頑張ったことは何ですか?」
「自己PRをお願いします」
就活ではエントリーシートや面接など、あらゆる場面で自分の強みをアピールすることが求められます。就活がうまくいかない人のなかには、この「強みのアピール」が的外れになっている人が少なくありません。強みのアピールを的外れにしないために大切なこと。それは、企業が強みを質問する意図をしっかりと意識することです。
企業が強みを聞く意図は、ズバリ入社後に企業の利益に貢献できる人材なのか否かを見極めること。つまり、企業の利益に貢献することがイメージできない強みは、就活においては適切ではありません。
「私は、笑顔が素敵な人間です。」
「私の強みは、周りを明るくできることです。」
これらは一人の人間としては素敵な資質ですが、企業の意図にマッチしているかと言えば微妙なところ。しかし、このような自己PRをしている人は本当にたくさんいます。みなさんが考えた自己PRが、しっかりと企業に受け入れられるものになっているかどうか、ぜひ確認してみてください。
就活はうまくいかないときこそ冷静に
就活がうまくいかない理由と、その克服方法について説明してきました。うまくいかない状態が続くと、気が動転して何も考えられなくなってしまいがちです。しかし、これでは状況を打開することはできません。なぜうまくいかないのかを冷静に考え、それを克服するための解決策を実践する姿勢が大切です。ぜひやけにならず、苦しい状況を乗り越えてください。
就活がうまくいかないときには、就活の先輩に相談にのってもらうことも有効な手段です。
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就活がうまくいかない理由を一緒に考え、具体的な解決策を見出してもらえるはず。ぜひMatcherで社会人に会いに行き、みなさんの就活の糧にしてください。
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