ダイレクトリクルーティングの運用担当に求められる3つの資質

ダイレクトリクルーティングの運用担当者に求められる資質を3つ紹介。いずれも、ダイレクトリクルーティングの成功確率を大いに高めてくれるものです。ぜひ最後まで読んで、ダイレクトリクルーティングの運用に役立ててください。

はじめに

ダイレクトリクルーティングは、企業から学生にアプローチをかける採用手法。未経験であるが故に、注意を払うべきポイントがわからない採用担当の方は多いのではないでしょうか? ここでは、ダイレクトリクルーティングの運用担当に求められる3つの資質をお伝えします。 この3つの資質が身につけば、ダイレクトリクルーティングの成功確率は高まります。ぜひ実際に取り組む際に意識してください。

【資質①】学生との面談調整能力が高い

ダイレクトリクルーティングは他の採用手法と異なり、企業から学生にアプローチをする採用手法です。企業から声をかけるため、学生の企業に対する興味が高くない場合が少なくありません。 たとえ学生がスカウトに返信をくれたとしても、連絡が遅くなったり日程調整に手間取ったりすると、学生のモチベーションが下がってしまいます。 メッセージのやりとりの中で学生のモチベーションを高め、スムーズに日程調整をすることが求められるのです。 以下に、Matcher Scoutの運用の中で実際に出たデータを公開させていただきます。

広告代理店A社

【before】 スカウトが承認されたら、学生に都合の良い日時を3つ以上上げてもらうかたちでメッセージを送信していた。 【after】 十分に当日の面談に動員できていなかったため、日程調整の方法を変更。企業側から候補日をできるだけ多く提案するようにしたことで、面談動員率が20%以上向上した。

ITベンチャーB社

【before】 スカウトに返信があった学生にメッセージを送信。メッセージに返信がない学生には何もアクションをとっていなかった。 【after】 メッセージに返信がない学生にも、その後1通リマインドの連絡を送信。その結果3人に1人は返信があり、面談を調整することができた。 ダイレクトリクルーティングはスカウトを送って終わりではなく、面談を組むところまでやりきらないと意味がありません。上記はあくまで一例ですが、面談への動員率を高めるための地道な試みができるか否かで、採用の効率が大きく変わるのです。

【資質②】学生の志向性を引き出せる

2つ目の資質は、学生の志向性を聞き出せること。ここで言う志向性とは、学生が将来やりたいことや理想とする社会人像のことを指します。 ダイレクトリクルーティングで志向性を聞き出すことが重要な理由は、それなしに学生の興味を喚起することができないからです。 スカウトを送って会う学生は、往々にして企業に関する関心がそれほど高くありません。「スカウトが送られてきたからとりあえず来てみた」という学生も少なくなく、面談方法を誤ると「話して終わり」ということになりかねないのです。 自社の選考を受けてもらうためには、面談を通して自社に対する理解を深め、選考を受けたいと思ってもらう必要があります。 これを実現する上で欠かせないのが、コミュニケーションをから学生の志向性を理解すること。学生が企業や仕事に対して求めることが把握できれば、学生が実現したい未来が、自社で実現できることを的確に伝えることができるのです。 学生の志向性を引き出すコミュニケーションは一朝一夕でできるものではありません。「これを言えば必ず興味を持ってもらえる」といったものは存在せず、心が動くポイントは一人ひとり異なります。 学生が今までの経験はもちろんのこと、経験を話すときの表情や身振り、声トーンなどから志向性を見極めていかなければなりません。 これは一朝一夕でできるようになるものではないので、実践の中で身につける必要があります。 【参考】 ダイレクトリクルーティングで学生を惹きつける面談のお作法

【資質③】必要に応じて現場のメンバーを巻き込める

上述した通り、自社に対して学生が魅力を感じるポイントは多様です。採用担当が企業説明をするのが効果的である場合もあれば、自社の現場の社員に仕事のことを伝えてもらった方が効果的なこともあるでしょう。採用担当ではない現場の社員を採用に巻き込めることは、非常に大きな強みとなります。 現場の社員に協力を仰ぐためには、日頃からコミュニケーションを密にとり、関係値を築いておくことが不可欠です。いざ採用で力を貸してほしいという局面になったときに協力を仰げるよう、心がけましょう。

さいごに

ダイレクトリクルーティングに取り組む上で求められる資質を3つ説明してきました。 ここには書いていませんが、学生が自社にフィットする人材なのか見立てる能力など、選考をする上で必要な資質ももちろん重要です。しかしダイレクトリクルーティングは、これらに加えて、自社に対する魅力を感じてもらえることなしに成功させることはできません。 上記で挙げた3つの資質は、自社に魅力を感じてもらうために押さえるべき資質。ダイレクトリクルーティングで成果を出すため、ぜひ意識してみてください。