返信率をグッと高めるスカウトメールの書き方

学生に送るスカウトメールの質は、ダイレクトリクルーティングの効率を高める上で非常に重要なものです。ここでは、スカウトメールの返信率を高める方法をご紹介。ぜひスカウトメールを書くときにお役立てください。

はじめに

ダイレクトリクルーティングを成功させるために避けては通れない、スカウトメールの返信率向上。 どのような文章を送れば興味を持ってもらえるのか、苦労している採用担当の方も多いのではないでしょうか? スカウトメールの返信率を高められるか否かは、ダイレクトリクルーティングの成否に大きな影響を及ぼします。 ここでは、学生が思わず返信したくなるスカウトメールの書き方をお伝えします。実際にスカウトメールを書くときに役立てていただければ幸いです。

【前提】学生のプロフィールを読んだ上でスカウトを送ろう

返信率の高いスカウトメールを書く上で必ず外してはならないのは、学生のプロフィールを読み、魅力を感じたポイントを盛り込むこと。プロフィールを拝見し、ぜひお会いしたくご連絡を差し上げました。」 誰にでも送れるようなメールを送っても、学生が興味を持つ可能性は低いでしょう。 「部活動の練習で徹底的に試行錯誤を重ね、見事レギュラーに選出された経験に魅力を感じ、お会いしたいと思いご連絡差し上げました。」 「アルバイトで目標売上の2倍を達成した経験を拝見しました。どのようなことに挑戦されて成果を出されたのか非常に興味を持ち、ぜひお話を聞かせていただきたく連絡致しました。」 上記はあくまで一例ですが、学生個人に合わせたメールを送ることによって、ある種の「特別感」を醸成することができます。この「特別感」は、企業に対して興味を持ってもらう上で欠かすことができません。

下記のグラフは、Matcher Scoutで実際に出たデータです。

同じ企業が送ったスカウトメールでも、誰でも同じ文面にしていたものと、学生のプロフィールを読んで一人ひとりに合わせて書いたものとでは、返信率に大きな違いが出ました。 一人ひとりに合わせてスカウトメールを書くのは工数がかかりますが、丁寧に送った方が効率が良い場合は少なくありません。 スカウトメールを書くときは学生のプロフィールを読み、魅力を感じたポイントを盛り込むようにしましょう。

学生の興味を引く2つのアプローチ法

学生のプロフィールを読み、魅力を感じたポイントを書くことの重要性をお伝えしてきました。スカウトメールを送る際の基本スタンスとして、ぜひ意識してください。 ここからは上記を踏まえた上で、どのような内容を盛り込むと返信率が高まるのかを説明します。下記に学生の興味を喚起するためのアプローチの方法を2つ紹介します。

①会社で実現できるキャリアを訴求する

「成長できるキャリアを歩みたい」 「世界を舞台にスケールの大きい仕事がしたい」 「企業の経営課題を解決できる人材になりたい」 程度の差はあれ、学生はなりたい社会人像や、やってみたい仕事を持っています。 スカウトメールへの返信率を高めるため、キャリアに対する希望を自社でどのように実現できるのかを訴求するのは非常に有効です。 これを実践するためには、事業内容や一緒に働く人、組織のフェーズや社内制度等を俎上に載せ、何が学生に響きそうか考える必要があります。 ・実現できるキャリア(どんな仕事をするか/どんなビジネスマンになれるか等) ・実現できるキャリアの根拠(事業内容/一緒に働く人/社内制度等) 上記をセットで考え、スカウトメールに盛り込んでください。

②面談に来るメリットを訴求する

もう1つのアプローチは、面談そのものに学生が来るメリットを訴求する方法です。 「業界知識を深めるためには何をすべきかわからない」 「自分が将来やりたいことを実現するためには、どのような企業を選択すれば良いのだろう?」 学生にとって就職活動は未知の経験。多くの悩みを抱え、手探りの状態で取り組んでいます。 面談で上記のような悩みを解決できるというメリットを訴求したメールは、高い返信率を出しやすいです。 ただし、採用活動の一環で面談をするわけですから、最終的に自社に興味を持ってもらう必要があるので、その点は注意しましょう。 【参考】 ダイレクトリクルーティングで学生を惹きつける面談のお作法

スカウトメールの内容と面談の内容に齟齬が発生しないよう注意しよう

スカウトメールの返信率を高めるために意識すべきことをお伝えして来ましたが、メールを書く上で一点注意すべきことがあります。それは、スカウトメールの内容と面談の内容を一致させることです。 ・「特別面談」と言われて来たのに、説明会だった。人事部長から会いたいと言われたのに、面談に現れたのは自分のことを知らない現場の社員だった。「社長登壇説明会」と書いてあったのに、社長が登壇しなかった。 これらの不満は、実際に学生のインタビューで回答された実際の声。 採用担当の方は、決して学生を騙そうと思ってスカウトメールを送っているわけではないでしょう。前に送ったスカウトメールを使い回すことによるオペレーション上のミスや、返信率を上げようと表現が過ぎてしまうといったケースがほとんどです。 しかし、学生からしてみれば、それらのスカウトは「誇大広告」に他なりません。採用するためのスカウトメールなのに、企業に対するイメージを毀損してしまっては本末転倒。スカウトメールと面談の内容が異なることのないよう、注意を払ってください。 【参考】 ダイレクトリクルーティングで おかしがちな5つの失敗事例

さいごに

ダイレクトリクルーティングの要、スカウトメールの書き方を説明してきました。実際にスカウトメールを書く際に一助となれば幸いです。 冒頭でも述べた通り、スカウトメールの返信率は、ダイレクトリクーティングの運用効率を大きく左右します。ぜひ要点を押させ、学生が興味を持つスカウトメールを書いてください。